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売却前のリフォームは早く売れる半面、費用がかさむというデメリットもある

家を売るならリフォームしてからの方が売りやすいだろうかと悩んでいる方は多いようです。

 

リフォームする分資金は余計にかかるものの、あまり古いと買主があらわれないのではないかという間で揺れていることが多いようですね。

 

このような質問はHOME4Uにもたくさん寄せられているようですが、ここでその回答と、メリット・デメリットを見てみましょう。

 

不動産売却前にリフォームする4つのメリット

不動産を売却する前にリフォームすることには、以下のようなメリットが4つあります。

 

  1. 売却価格が上がる可能性がある
  2. 売却までの時間を短縮できる
  3. 不動産業者からの評価が上がる
  4. 税金を節約できる

 

上記のことについて詳しく解説していきます。

 

売却価格が上がる可能性がある

リフォームによって、物件の見た目や機能性が向上し、より魅力的になることで、売却価格が上がる可能性があります。

 

例えば、古いキッチンを新しくしたり、バスルームを改装するなど、住みやすさを向上させることができます。

 

売却までの時間を短縮できる

リフォームをした時のメリットとして大きいのは、設備が新しくキレイになると買い手がつきやすいという点です。

 

物件の見た目が改善されることで、売却までの時間を短縮することができます。

 

リフォームによって、物件が魅力的になり、売り手市場の場合、買い手が多く集まる可能性が高くなるためです。

 

不動産業者からの評価が上がる

リフォームによって物件の価値が向上し、不動産業者からの評価が高くなることがあります。

 

不動産業者が評価を高くすることで、より高い価格で売却することができる可能性があります。

 

税金を節約できる

不動産の売却に伴い、税金がかかることがありますが、リフォームによって物件の価値が向上し、売却価格が上がることで、税金が節約できる場合があります。

 

もしなかなか売れなくて困っているなら取るべき方法の1つでもありますね。

 

家を購入したはいいけれど、その後リフォームローンが組めないという方を中心として人気が上がります。

 

以上のように、不動産を売却する前にリフォームすることには、多くのメリットがあります。

 

ただし、過剰なリフォームによってコストがかかりすぎる場合や、売却価格を上回るコストがかかってしまう場合もあるため、事前に計画を立てて、必要なリフォームかどうか慎重に判断することが大切です。

 

不動産売却前にリフォームする4つのデメリット

一方で次のようなデメリットも存在します。

 

  1. 費用がかかる
  2. 時間がかかる
  3. 買い手の好みに合わない場合がある
  4. リフォームによる価値の向上が限定的な場合がある

 

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

費用がかかる

リフォームには費用がかかるため、コストを抑えることができない場合、売却価格を上回ることがあります。

 

また、リフォームの必要がない物件に対して、無駄なコストがかかることもあります。

 

 

時間がかかる

早く売却したい場合にリフォームをしていると時間がかかってしまうことが痛手です。

 

また、良かれを思っての工事なのに、買い手にとってはもっとこうしたいという暮らしの要望がある場合には有難迷惑になってしまいますね。

 

リフォームには時間がかかるため、売却までのスケジュールが遅れる場合があります。

 

また、急いで売却しなければならない場合や、売却価格を重視する場合には、時間的制約があるため、リフォームが難しい場合があります。

 

買い手の好みに合わない場合がある

リフォームは、売り手の好みや意図によって行われるため、買い手の好みに合わない場合があります。

 

例えば、独自のセンスでデザインされた部屋や、個性的なカラーリングがされた部屋などは、買い手にとっては好みが分かれることがあります。

 

リフォームによる価値の向上が限定的な場合がある

リフォームによって、物件の価値が向上することはありますが、物件自体の状態が悪すぎる場合、または周辺環境の問題がある場合、リフォームによる価値の向上が限定的であることがあります。

 

以上のように、不動産を売却する前にリフォームすることには、デメリットもあります。

 

必要なリフォームかどうか、事前によく検討することが重要です。

 

また、不動産業者に相談して、より適切な判断をすることもおすすめです。

 

築20年が目安

HOME4Uでは、一般的な目安として築20年を挙げています。これを超えるならリフォームした方が早く、しかも高く売れる傾向があるようです。

 

喜ぶ買い手としては、予算の都合上新築が良いけれど買えないという方や、新しい設備が良いなと思っている方などです。

 

ただこれも一般論であることは述べていて、するなら自分でリフォームしたかったのにとか、古いことを気にしないのにという方にとっては逆効果になることもあるようです。

 

また、注意点としてリフォームをした箇所によってはその費用分までを最終的に回収できるかどうかはわからない点を挙げていました。

 

もし、仮にリフォームをしたらどのくらいの金額になるのだろうと心配な方はリフォーム専用の一括見積もりサービスを利用するべきでしょう。

 

まとめ

リフォームはとにかく早く売りたいという場合に効果を発揮するようです。

 

反対に、費用面的なところで考えるとデメリットの方が大きいようです。

 

よって、費用を考える方はリフォームをしたからといってその分高く売れるわけではないことに気を付けておきましょう。

 

そうではなく、早さを優先したいというのであれば効果的な方法にもなりえます。